ぎゃらりぃSARA | Gallery SARA
常設展示:大田耕治創作藍染作品展「イメージの中で」
2023.11.1 wed - 2023.12.2 sat
11:30~17:00
日・月・祝:休廊
様々なイメージを「かたち」に
「藍型抜染」の技法を使い、藍色を染め抜きながら、絵画のような表現を追求した作品をご覧いただけます。
自然を観て、音を聴き、自然を感じた時の情景をそのままに、こころの中で形を起こし、組み立て、像や情景を作り上げた作品を展示しています。
抽象的なデザインが印象的な作品たちですが、ぜひ気持ちを開放して、ご自身の自由なイマジネーションを膨らませながらご覧いただけたら幸いです。
「藍型抜染」技法を体験できるワークショップも開催
ぎゃらりぃSARAにて月替わりの常設で飾ってある作品は、すべて「藍型抜染」という技法を使って染め上げられたもの。
「色を抜く」という作業工程で仕上げる、美しいグラデーションと、エッジの効いた線が特徴の技法です。
今月は「藍型抜染」の技法に触れていただけるよう、作業工程が分かるワークショップも開催しますので、ぜひご参加ください!
「型彫り」「のり置き」体験ワークショップ開催
期間中、「藍型抜染」技法の一部を体験していただくワークショップを開催します。
藍型抜染の重要な工程である、「型彫り」と「のり置き」が体験できます。
ご自分でデザインしたワンポイントイニシャルを「型」に彫って、ハンカチに「のり置き」をする
という作業を行います。
制作されたオリジナルデザインのハンカチは、後日お渡しいたします。
どうぞお気軽にご参加ください。
日程 | 2024年 2月22日(木) 2024年 2月24日(土) |
時間 | 13:30~15:30 |
参加費 | 3300円(+送料) |
持ち物 | 筆記用具(鉛筆・シャープペンシル等デザインスケッチ用) |
<詳細・お申込みページ>
作家略歴 Profile
大田 耕治(おおたこうじ)Koji Ota
1953年 東京生まれ。大学では工学部光工学科で色彩を研究。その後、デザイン専門学校でインテリアデザインを学ぶ。設計事務所勤務後、地元広島に戻り美術系専門学校の設立に関わる。
1986年 藍染工房を設立し創作活動開始。当初はシルクスクリーンなどを用いたコンテンポラリーな作品をモダンアート展などに出展・発表しつつ、京都に通いながら伝統的な藍型染めを学ぶ。1990年代より、藍の色彩のみで表現する、「抜染型染」の技法を用いた独自のスタイルで作品を展開。展覧会出品・個展開催を続けている。
1994年:モダンアート展初出品 入選
1995年:静岡 富嶽ビエンナーレ展 入選
2002年:日本のアート展in Canada オタワ下院賞受賞
2004年:新美工芸展 初出品 新美工芸会賞受賞
2006年:新美工芸展 読売テレビ賞・ 新匠工芸展 初出品 新人賞受賞
2008年:サロン デュ ブラン JML賞受賞
2012年:新匠工芸展 会友賞受賞
2013年:新匠工芸会 会員推挙
2019年:新匠工芸会 会員賞
2021年:新匠工芸会 会員賞
・美術館展示:奥田元宋小由女美術館 広島県廿日市市ギャラリー
・ギャラリー個展:東京銀座 神戸 名古屋 京都 熊本県立伝統工芸館
・講演・講師:国営備北丘陵公園藍染講習会 青森市浪岡中央公民館で講演 広島邇保姫神社展示・藍染講習会
・百貨店画廊:小倉SOGO 小倉井筒屋 千葉SOGO柏店
現在、新匠工芸会会員