冬の空気の中に見つける「春のきざし」
少しずつではありますが、春の足音が聞こえ始める二月。
季節の変わり目である立春を経て、寒さの中に春の香りが顔をだし、草木は芽を膨らませてくる…
そんな情景を思い浮かべながら、作品を楽しんでいただければ嬉しいです。
気軽に飾れるファブリックパネル
額装ではなく、布をそのままキャンパスに貼り込んだ形式の作品「ファブリックパネル」。
軽くて持ち運びやかけ替えも簡単。壁に飾るだけでなく、ミニイーゼルや皿立てを使ったり、場所によっては壁に立てかけたりして気軽に飾っていただけます。
背景にどんな壁が来るかや、どんな光の下で見るかによって藍色の見え方も違ってきます。
ぜひ色々な場所で、その変化をお楽しみください。
「型彫り」「のり置き」体験ワークショップ開催
期間中、「藍型抜染」技法の一部を体験していただくワークショップを開催します。
藍型抜染の重要な工程である、「型彫り」と「のり置き」が体験できます。
ご自分でデザインしたワンポイントイニシャルを「型」に彫って、ハンカチに「のり置き」をする
という作業を行います。
制作されたオリジナルデザインのハンカチは、後日お渡しいたします。
どうぞお気軽にご参加ください。
日程 | 2024年 2月22日(木) 2024年 2月24日(土) |
時間 | 13:30~15:30 |
参加費 | 3300円(+送料) |
持ち物 | 筆記用具(鉛筆・シャープペンシル等デザインスケッチ用) |
<詳細・お申込みページ>
作家略歴 Profile
大田 耕治(おおたこうじ)Koji Ota
1953年 東京生まれ。大学では工学部光工学科で色彩を研究。その後、デザイン専門学校でインテリアデザインを学ぶ。設計事務所勤務後、地元広島に戻り美術系専門学校の設立に関わる。
1986年 藍染工房を設立し創作活動開始。当初はシルクスクリーンなどを用いたコンテンポラリーな作品をモダンアート展などに出展・発表しつつ、京都に通いながら伝統的な藍型染めを学ぶ。1990年代より、藍の色彩のみで表現する、「抜染型染」の技法を用いた独自のスタイルで作品を展開。展覧会出品・個展開催を続けている。
1994年:モダンアート展初出品 入選
1995年:静岡 富嶽ビエンナーレ展 入選
2002年:日本のアート展in Canada オタワ下院賞受賞
2004年:新美工芸展 初出品 新美工芸会賞受賞
2006年:新美工芸展 読売テレビ賞・ 新匠工芸展 初出品 新人賞受賞
2008年:サロン デュ ブラン JML賞受賞
2012年:新匠工芸展 会友賞受賞
2013年:新匠工芸会 会員推挙
2019年:新匠工芸会 会員賞
2021年:新匠工芸会 会員賞
・美術館展示:奥田元宋小由女美術館 広島県廿日市市ギャラリー
・ギャラリー個展:東京銀座 神戸 名古屋 京都 熊本県立伝統工芸館
・講演・講師:国営備北丘陵公園藍染講習会 青森市浪岡中央公民館で講演 広島邇保姫神社展示・藍染講習会
・百貨店画廊:小倉SOGO 小倉井筒屋 千葉SOGO柏店
現在、新匠工芸会会員