その他の会場(広島県内)|non-registered venues
山内若菜 広島展 ー過去と現在、そして未来ー
2024.3.20 wed - 2024.3.25 mon
10:00〜17:00(Last day〜15:00)会場|旧日本銀行広島支店
ごあいさつ
この展示は、広島大学の平和科目「文学と芸術から考える核時代」の講師として講演会とワークショップを行わせて頂いたところ、 広島での展示を実現したいと有志が集まり、本企画の準備が始まりました。
そこから再び広島を訪れ、描き進め、広島実行委員会のみなさまのおかげで、ようやく展示が叶うという私にとって、かけがえのない大切な展示となります。
広島の町を歩いていると、思わず立ち止まり、見入ってしまう光景に出会います。 いつ歩いても、新しい発見があり、町全体がまるでアート作品のようにも感じられ、同時に遺されたものから、声なき声が聞こえてくるようでした。
歴史を振り返れば加害と被害という、二重性を生きる町でもある。 傷つきながらも町のそこ・ここに生き続ける被爆樹木の緑は力強く、その感動的な姿を力いっぱい表現したいと考えました。
この展覧会では、「讃歌 樹木」などの大作をはじめ、広島の町での出会いから生まれた小品など、約50点をご覧頂きます。 絵の前で感じたこと、受け取られたことなど、ご感想をお聞かせください。希望の希望の光を求めて、広島のみなさんとともに、歩みたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
山内若菜
関連イベント
ギャラリートーク
3/20(水・祝)、21(木)、22(金)、23(土)、25(月) 各回14:00〜
本展について作家がお話しします。
参加ご希望の方は時間までに受付前にお集まりください。
ワークショップ「広島の〇〇を描こう」
3/24(日) 13:30〜15:30
参加費無料・要事前申込(定員20名)
申込は以下URLより
https://bitly.ws/39csv
対象:4歳以上大人まで
山内若菜
https://wakanayamauchi.com/
1977 年神奈川県藤沢市生まれ
2009 年から、ロシアで「シベリア抑留」を忘れない文化交流を開始
2011年から、福島、岩手でのフィールドワークを重ね、福島の母や牧場を描いた展示を各地で開催
2016年から、岡山県、横浜市などの中学校にて芸術鑑賞授業、講演会を開催
2016 年、原爆の図丸木美術館「牧場 山内若菜展」
2017 年、ロシア国立極東美術館「牧場 山内若菜展」
2021 年、原爆の図丸木美術館「はじまりのはじまり 山内若菜展」
2021年、第八回東山魁夷記念日経日本画大賞入選
2022年、平塚市美術館常設展特別出品