AIR Hiroshima GalleryおよびAIR Hiroshima Studioは横川エリアマネジメント連絡協議会が、老朽化した市営店舗やアパートの運営管理を任され、文化芸術を通したまちのにぎわい促進や創作者の交流の場としての活用を目指しています。
2022年度から広島市立大学社会連携センター主催の地域共創プロジェクトを通して、利用規約や運営管理方法の見直しを行い、地域共有の展示・イベント・制作空間として、また広島の内外の創作者が滞在し交流を深めるアーティストインレジデンスとしての活用法を模索しています。地域のシェアアトリエ横川創荘の有志メンバーとも協力しながら、ギャラリーの老朽化した天井照明の改装も行いました。今後も、より良い空間としての活用を協働で模索していきます。
AIR Hiroshima Galleryの特徴は、商店街や地域で活動する創作者等による自主管理的な運営を行ないながら、ともに地域の文化芸術の発展を目指す、非営利の開かれた実験場であることにあります。維持運営管理には、設備維持費、光熱費、人件費などがかかり、利用料は改修も含めた経費にあてられます。
今後、運営管理を、横川エリアマネジメント連絡協議会、横川商店街連合会、横川創荘有志、広島市立大学教員・学生有志、横川での創作活動に関心のある参加者からなる人々の合議(YCA横川創作者会議 -Yokogawa Creators Assembly)で進めていく予定です。
上記の趣旨に賛同していただいたうえで、利用ご希望の方は、利用規約にもとづき、利用提案書を提出してください。企画内容やスケジュールのご提案を、運営会議で吟味したうえで、利用可否の連絡を差し上げます。
横川駅周辺には、いくつかのアートギャラリーや西区民文化センターなど他の貸しスペースもあります。AIR Hiroshima GalleryおよびStudioは、今後の横川・三篠地域の文化芸術の発展のより良いビジョンをともに描けるスペースとしての活用を開いていきたいと考えています。活発な場づくりのためのご提案をお待ちしています。