今年度で広島市立大学芸術学部・芸術学研究科の納島正弘教授が退任されることを記念し、12月10日（水）～12月23日（火）まで「退任記念展　納島正弘 -IN MY LIFE-」を開催します。

納島教授は本学で芸術学部デザイン工芸学科視覚造形分野の教員として2020年から教壇に立たれ、2026年の３月をもって退任されます。その作品は、それぞれの企業の歴史や、イメージを高めることを重視した親しみやすく存在感のある作風で、長い間、地元企業を支えてこられました。

また、地域の活性化にデザインがどのように関われるかをテーマに多くの作品を生み出し、さらに障害のある方々のアートや文字を社会に生かす研究などもされてきました。

教育現場では、平和のためのポスターデザインの指導をはじめ、地元特産品のブランディングデザインの研究から始まる体験実習をゼミで行うなど、実践的なデザイン教育で広島の地域貢献に取り組んでこられました。

今回の退任記念展では、在任中にデザインした講義のためのポスターや研究作品など多数紹介し業績を振り返ります。ぜひご高覧ください。

会期中イベント：
いちだい知のトライアスロン　納島正弘ギャラリートーク
GKデザイン総研広島 代表取締役社長 彌中敏和氏をお迎えして、デザインについて対談いたします。
日時：2025年12月20日（土）15:00 – 16:00
会場：芸術資料館５階展示室　 　入場無料・事前予約不要