写真家・石間秀耶による初の写真集『ONOMICHI』の刊行を記念した写真展を開催します。
1970年代の真夏の尾道で、男女4人の若者それぞれの思いが交錯する映画『逆光』。脚本に渡辺あやさん、音楽に大友良英さんを迎えた、監督・主演の若手俳優の須藤蓮さんによる自主制作作品です。石間さんは撮影現場に密着する傍ら、広島県尾道市の街中を撮影。脚本をもとに、登場人物4人の視点に加え、彼らを観察する第三者の視点から「映画」という非現実世界の撮影が進む傍で、存在したかもしれない“現実”の断片的記憶が立ち上がる瞬間を切り取り、一冊の中に構成しました。
私の生まれた年から数えると、約四半世紀前。1970年代の尾道には、どんな風が、時間が、流れていたのだろう。(本書より)
映画『逆光』を基軸にしながら、若き写真家が体験した、現実と交差する心象風景の尾道をぜひご覧ください。
8/9(月・祝)石間秀耶×須藤蓮トークイベント
会期初日に、石間秀耶さんと『逆光』の監督を務めた俳優の須藤蓮さんのトークイベントを開催します。司会は広島在住のライター・小説家の清水浩司さんです。写真集『ONOMICHI』をご購入のお客様は 500円にてご参加していただけます。
日時:2021/8/9(月・祝) 17:00〜18:30(受付16:30〜)
料金:1,000円 ※写真集ご購入のお客様は 500円
定員:15名
会場: READAN DEAT
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