点描曼荼羅（まんだら）作家のかとうゆみさんによる、曼荼羅アート作品の展示です。

曼荼羅アートは、シンプルな形が法則に則って組み合わされることで、調和やリズム、バランスを生み出し、その幾何学的に整った美しさによって見る人に落ち着きを与えるものです。

しかしながら、かとうさんの曼荼羅は、「整い過ぎない」という特徴があり、正円ではなく柔らかな歪みを持つ円や、完璧な対称ではないアンバランスさなどにより、あえて人間っぽさを残した有機的なものとなっています。

もしも、曼荼羅に温度があるのであれば、かとうさんの描く作品は「あたたかい曼荼羅」と言えるかもしれません。

作家のかとうさんは、期間中毎日在廊される予定です。