常設展示:大田耕治創作藍染作品展「雨音」 ぎゃらりぃSARA | Gallery SARA

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常設展示:大田耕治創作藍染作品展「雨音」

2024.6.4 tue - 2024.6.29 sat

11:30~17:00

▶入場無料
▶休廊:日・月・祝
※ギャラリー貸出期間中は展示しておりません。

「雨音」をテーマに藍色×カタチを楽しむ

雨を題材とした楽曲は数多くあります。
童謡『あめふり』、ショパン作曲前奏15番『雨だれ』、清水修作曲合唱組曲『雨』など…
どれも単調なリズムが元になっていて、繰り返しすことで雨のイメージを作り上げています。
今回の展示作品は、そんな「雨音」をイメージさせるような、一つの要素やパターンの「繰り返し」を使った作品を集めて展示しています。

季節を楽しむタペストリーシリーズ

季節のモチーフを染め抜いたタペストリーシリーズも、大きな作品同様「藍型抜染」の技法を使っています。
今月は紫陽花がモチーフ。藍色にしっとりと浮かぶ紫陽花と、余白部分のむら染めもお楽しみください。


作家略歴 Profile

大田 耕治(おおたこうじ)Koji Ota

1953年 東京生まれ。大学では工学部光工学科で色彩を研究。その後、デザイン専門学校でインテリアデザインを学ぶ。設計事務所勤務後、地元広島に戻り美術系専門学校の設立に関わる。

1986年 藍染工房を設立し創作活動開始。当初はシルクスクリーンなどを用いたコンテンポラリーな作品をモダンアート展などに出展・発表しつつ、京都に通いながら伝統的な藍型染めを学ぶ。1990年代より、藍の色彩のみで表現する、「抜染型染」の技法を用いた独自のスタイルで作品を展開。展覧会出品・個展開催を続けている。

1994年:モダンアート展初出品 入選

1995年:静岡 富嶽ビエンナーレ展 入選

2002年:日本のアート展in Canada オタワ下院賞受賞

2004年:新美工芸展 初出品 新美工芸会賞受賞

2006年:新美工芸展 読売テレビ賞・ 新匠工芸展 初出品 新人賞受賞

2008年:サロン デュ ブラン JML賞受賞

2012年:新匠工芸展 会友賞受賞

2013年:新匠工芸会 会員推挙

2019年:新匠工芸会 会員賞

2021年:新匠工芸会 会員賞

・美術館展示:奥田元宋小由女美術館 広島県廿日市市ギャラリー
・ギャラリー個展:東京銀座 神戸 名古屋 京都 熊本県立伝統工芸館
・講演・講師:国営備北丘陵公園藍染講習会 青森市浪岡中央公民館で講演 広島邇保姫神社展示・藍染講習会
・百貨店画廊:小倉SOGO 小倉井筒屋 千葉SOGO柏店

現在、新匠工芸会会員

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