つないだ笑顔は 未来へつづく
基町プロジェクトでは、2015年より基町地区内外の方々から懐かしい写真をご提供いただき、毎年8月に「基町、昔の写真展」を開催してきました。2020年からは、同年10月にオープンした基町資料室の企画展「基町写真展」として新たなスタートを切りました。
本写真展は、時代の流れとともに大きく変化してきた基町地区の過去を振り返り、未来の展望を考えるきっかけとなるよう企画するものです。これまでに5,000枚以上の写真資料を提供いただいていますが、その中から公開可能な写真を選び展示いたします。
第4回目となる本展のテーマは「コンティニュー」です。基町地区には「三大行事」の呼び名で親しまれる「基町地区原爆死没者慰霊盆踊り大会」「基町地区敬老会」「基町町民体育祭」があります。
コロナ禍によって開催できなかった「三大行事」が再開することに期して、これまで実施されてきた様々な地域行事の賑わいを伝えます。また1970年代後半に撮影された大判の写真により、基町アパート建設にともなう街並みの変化をつぶさにご覧いただきます。 この写真展が基町の「今と昔」「変わった部分と変わらない部分」を見つめる機会となり、子どもから若者、高齢者まで多くの方々が基町の歴史や未来を語り学びあう、交流の場となることを願っています。
会場:基町プロジェクト活動拠点Unité(広島市中区基町16-17-108)、make(基町16-17-2-102)、MAW(基町19-2基町ショッピングセンター入口)
主催:基町プロジェクト(広島市立大学・広島市中区役所)
協力:基町地区社会福祉協議会、基町連合自治会
監修:鹿田義彦(安田女子大学家政学部助教)
制作:増田純(広島市立大学非常勤特任教員)
デザイン・イラストレーション:大道寺ダニカ(広島市立大学芸術学部非常勤助教)
制作協力:今田和也(広島市立大学国際学部協力研究員)、雉子谷佳宏(広島市立大学芸術学部3年)、渡辺冴南(広島市立大学芸術学部3年)