
Gallery+Cafe カモメのばぁばぁ|Gallery+Cafe seagull’s barber
ガタロ/佐藤麗生 二人展「川のほとりの小さな画廊で」
2025.8.1 fri - 2025.8.9 sat
10:30〜18:00(Last day〜17:00)
月曜日・火曜日定休日です
被爆80年の節目の展覧会として、広島で活動する2人の画家を紹介いたします。
1949年広島県生まれのガタロさんは、長らく基町アパートの清掃員として働きながら、雑巾などの清掃道具を描いてきました。
清掃員をやめた現在は、ずっと隣にあった妻”えっちゃん”の寝姿や、働く女たちを描いた<旗をフル女>シリーズを手掛けています。
「今こそ小さな物語が必要」とガタロさんは語ります。
1990年青森県生まれの佐藤麗生さんは、現在広島で活動しています。
幽霊や怪獣、夢などを主題に<メンタルスケッチ>と題した心象風景を描き続けています。
架空の世界は可愛くユーモラスに見るものを誘いますが、そこには現在地へのまなざしを感じさせる生物や風景が紛れ込んでいる場合もあるのです。
40の歳の差がある二人ですが、まっすぐに「今の日々」を描く広島の画家の作品を、この夏に見ていただきたいと思いました。
暑い中ですが、足を運んでいただけたら嬉しく思います。
企画:
カモメのばぁばぁ(すぺいすフラミンゴ)
松尾亜希