美音異星人による個展「恋するマスク＝変するマスク」をタメンタイギャラリー鶴見町ラボにて開催します。会期は2023年7月21日（金）から30日（日）まで。 美音異星人は、「アヴァンギャルド・ポップ」を主題としたパフォーマンスを中心に活動するアーティストであり、現在は広島を拠点に各地で作品を発表しています。劇場やステージではない空間も舞台としたパフォーマンスを展開しており、タメンタイギャラリー鶴見町ラボでは2022年2月に「タメンタイでお邪魔します」by Bion Mask Girl と題した「制作しながらのパフォーマンス」企画を開催したほか、2022年11月には社会実験を行う民間空地「ツカノマテラス」（広島市）を舞台にしたゲリラパフォーマンス「Pi Pi Pi Pi ….（ネガティブな惑星から）」を敢行しました。 近年は、COVID-19 パンデミックをテーマに撮影したセルフポートレイト作品 “Mask Girl”シリーズをはじめ、リティ・パン監督による映画 Irradiated  （2020年べ ルリン国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞）におけるゴースト役での出演や、映画祭でのパフォーマンス披露など、活動は多岐にわたります。 本展は、写真とテキストを中心としたストーリー仕立ての展覧会です。マスクにまつわる「愛」と「変」を扱った「マスクに恋をしたアイドルの狂想曲」の主人公は、”アート系美少女アイドル”ことBion。コロナ禍の混乱を物質文化から大胆に読み替え、マスクに対して社会的に投影されてきたさまざまなイメージと、物質としての魅力やおもしろさを重ね合わせます。素材には、政府から希望者に配布された布マスクを用いました。 会場では、出展作品やストーリーをまとめた写真集を販売する予定です。 なお、会期中の2023年7月29日（土）には、co-ba hiroshima （広島市中区）にて、「恋するパフォーマンスーみんなでナーガダンスー」と題した参加型のパフォーマンスイベントも開催します。あわせてご覧ください。