一見すると忘れられない画風を持つ漫画家であり、金継ぎ教室も主宰するなど漆作家としても活動する、堀道広さんの新刊『うるしと漫画とワタシ』(編集:野村美丘)は、多幸感あふれる100%「堀マガジン」。本人インタビューや、親交のあるゲストとの対談、描き下ろし漫画など、バラエティに富んだ盛りだくさんの一冊。
このたびは本書の刊行を記念した堀さんの作品展を開催します。漫画原画の展示に加え、器や一輪挿しといった漆作品、エコバッグや手ぬぐいなどのグッズ販売も行います。さらに堀さんが収集した民芸品や雑貨などの「ホリコレ」の展示販売、広島の焼き菓子店 コナサンの特製クッキーも販売予定!堀ワールドがギュッと詰まった展示をぜひご覧ください。
初日11/13は、堀道広さんがあなたの似顔絵をプラ板に描くイベントも開催します。詳しくはコチラ。
堀 道広
1975年、富山県出身。高岡短期大学(現・富山大学芸術文化学部)漆工芸専攻卒業後、石川県立輪島漆芸技術研修所を修了。1998年、『月刊漫画ガロ』でデビュー。漆職人として勤める傍ら漫画の持ち込みを続け、2003年、第5回アックス漫画新人賞佳作。以来、特徴ある絵柄で地道に活動を続ける。また、漫画の仕事と並行して、割れた陶器を漆で修復をする教室「金継ぎ部」を主宰。金継ぎによる器と漆器の修理、漆の小物製作など、その活動は「うるしと漫画」の分野でのみ特化する。著書に『青春うるはし! うるし部』、『耳かき仕事人サミュエル』、『おれは短大出』(ともに青林工藝舎)、『パンの漫画』(ガイドワークス)、『おうちでできるおおらか金継ぎ』(実業之日本社)などがある。