『黒い雨』見えない被害をみつめて 山田尚弘 パネル写真展 樹と鯉|kitokoi

樹と鯉|kitokoi

『黒い雨』見えない被害をみつめて 山田尚弘 パネル写真展

2025.10.7 tue - 2025.10.19 sun

11:00-18:00

13(月)は定休日

トークイベント:黒い雨の「真実」を追って ─2000の証言を集めた気象学者から受け取ったこと

広島を拠点に原爆投下後に降った「黒い雨」の取材を続けている小山美砂さんの新著「気象学者 増田善情念に生きた101年」の刊行を記念したトークイベントを、写真展の関連行事として開催します。
今年6月に101歳で死去した気象学者の増田善さんは、1980年代に黒い雨が降った範囲を調査し、「増田雨域」を発表したことで知られます。
戦後調査で明らかになっていた雨域の4倍の広さに雨が降ったことを明らかにしたこの調査は、2021年に確定した「黒い雨」訴訟でも有力な証拠の1つに。国の援談対象区域の外側で雨を浴びた人たちの被害を認定する、重要な資料と位置付けられました。
生涯「真実」を追い求めた増田さんの人生から、私たちは何を受け取ってゆくべきか一一写真展の解説と合わせて、小山さんにお話を伺います。

・参加費 ¥1,000 (1ドリンク込み) 事前予約制予約フォームはこちら

 

 


 


 

山田尚弘(やまた・なおひろ)
1983年生まれ、奈良県出身、関西大学を卒業後、毎日新聞を経で2023年から店島を拠点に日刊でカメラマンとして勤務。
原爆の事をテーマに取材を続ける、関西写真に有協会賞(2020)、1MA-neXt
写真賞入選(2020)
2019年に破燥者の生きざまを伝える写真&「まなざし」を広島と奈良で開催。

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