【そごう広島店】Take it Home, for (__) Shall Not Repeat the Error.

Take it Home, for (__) Shall Not Repeat the Error.

【そごう広島店】Take it Home, for (__) Shall Not Repeat the Error.

2023.5.16 tue - 2023.5.22 mon

10:00~19:30(Last day ~16:00)

会場はそごう広島店本館2階特設会場です。
5月19日から21日はG7広島サミット会期中のため、周辺道路の交通規制があります。

タメンタイとSouya Handa Projectsは、シクステ・カキンダ、伊東慧、山本れいら、半田颯哉の4人の現代アーティストによるグループ展「Take it Home, for (__) Shall Not Repeat the Error.」を、半田颯哉のキュレーションのもと開催いたします。会期はG7広島サミットの開催期間を含む2023年5月16日から22日まで、会場はそごう広島店本館2階の特設会場です。

本展は、「なぜ世界中から広島に人が訪れるのか」ということに焦点を当て、「広島で見て、聞いて、知ったことをそれぞれが持ち帰り、そしてそれを活かして平和な未来を一緒に作っていくため」のものです。それぞれに広島と縁を持ちながら、コンゴ民主共和国、アメリカ合衆国、日本を拠点とする4名のアーティストの立場から、「ヒロシマ」の前と後——広島に投下された原爆に使用されたウランの採掘されたコンゴと、第二次大戦後のアメリカの核兵器実験による被爆被害を繋げ、歴史上の特異点としての「ヒロシマ」ではなく、「ヒロシマ」に/から繋がる連続した歴史を紡いでいきます。

展覧会のタイトル「Take it home, for (__) Shall Not Repeat the Error.」は、広島の原爆死没者慰霊碑の碑文「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」を英語訳したものに由来するものです。世界中の人々が広島を訪れるタイミングで、持ち帰ってもらうべきことを、現代美術によって提示します。

展示の詳細については、Souya Handa Projectsのページもご覧ください。
https://www.souyahandaprojects.com/exhibitions/take-it-home-for-shall-not-repeat-the-error

なお本展は、G7広島サミットを応援する取組として開催します。
 

Take it Home, for (__) Shall Not Repeat the Error.

アーティスト:シクステ・カキンダ、伊東慧、山本れいら、半田颯哉
キュレーター:半田 颯哉
会場:そごう広島店本館2階特設会場
住所:広島県広島市中区基町6-27
会期:2023年5月16日(火)- 5月22日(月)
営業時間:10:00 – 19:30(最終日は16:00までになりました)
入場料:無料
協力:香老舗 松栄堂
 

シクステ・カキンダ

コンゴ民主共和国出身。アフリカ出身アーティストとして最初の東京藝術大学大学院修士課程修了者であり、修了制作作品である「Intimate Moments/Monologue」は、同大学の卒業・修了買上賞を受賞した。2023年、同大学より博士号を取得。2020年に広島で初個展「Intimate Moments」(gallery G)を開催。日本人アーティスト鈴木ヒラクによる「Drawing Tubeプロジェクト」(2020年)への参加や、抜粋版がWords Without Bordersによって出版されたコンゴ人作家シンゾ・アアンザとの共同制作によるコミック『Men and Beasts』(2017年)など、その活動は多岐にわたる。ドローイングを他の芸術分野に拡張する可能性を探るため、Expanding Drawing Labを主宰している。
https://dsixte.wixsite.com/xdlab
 

伊東慧

日本生まれ、アメリカ・東海岸エリアを拠点とする。主にカメラを用いない写真やインスタレーションアートを制作する。2014年、ロチェスター工科大学卒業。2016年、メリーランド芸術大学大学院修士課程修了。現在、ニューヨークのInternational Center of Photography (ICP)で教鞭を執る。作品の主な収蔵先に、現代写真美術館(シカゴ)、ノートン美術館(フロリダ)、マーバ&ジョン・ウォーノックA-I-Rコミッティー、En Foco、カリフォルニア・インスティテュート・オブ・インテグラル・スタディーズなど。
https://www.kei-ito.com/
 

山本れいら

1995年、東京都生まれ。高校から大学にかけてアメリカ留学を経験し、シカゴ美術館附属美術大学でアートを学ぶ。アメリカを知る日本人として、また一人の日本人女性としての視点から「日本とは何か」を問う作品を制作する。主な作品に戦後の日米関係を扱った「After the Quake」シリーズの他に、妊娠・出産で女性が引き受ける困難を表現した「Pregnant’s autonomy」シリーズ、少女漫画・アニメを通した女性のエンパワメントと連帯を表明する「Who said it was simple?」シリーズなど。
https://www.instagram.com/layla_yamamoto/
 

半田颯哉

1994年、静岡県生まれ、広島県出身。アーティスト・インディペンデントキュレーター。技術と社会的倫理の関係や、アジア人/日本人としてのアイデンティティを巡るプロジェクトを展開し、コマーシャルギャラリーや企業とのコラボレーションにより様々な展覧会をキュレーションしている。また、1980年代日本のビデオアートを対象とする研究者としての顔も持っている。東京芸術大学大学院修士課程および東京大学大学院修士課程修了。
https://www.souyahandaprojects.com/aboutus
 

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