miyamoto takuya 個展「平和と心の色」 樹と鯉|kitokoi

樹と鯉|kitokoi

miyamoto takuya 個展「平和と心の色」

2024.3.24 sun - 2024.4.14 sun

11:00〜17:00

月曜定休

元保育士が描く独学の絵画。
11年勤めた保育士を退職し作家に異例の転身。
大好きな子どもたちや出会った人に
「夢」「希望」「決意」「決断」「挑戦」を与えられる存在になりたい。
そして自分に作家という夢を与えてくれた方
応援してくださる方に感謝の気持ちを忘れず
これからもmiyamoto takuyaという作品を描き続けていきたい。
夢は夢で終わらせない。
諦めない限り必ず夢は叶う。

 

いつものまちに、新たな風景を描くーをテーマに3月9日、10日、広島市各地で行われたイベント『CITY SCAPE』。そのうちの一つ「RiverDo!川べり会議」の会場となったRiverDo!フィールドを舞台に、アーティスト宮本拓也さんが「子供たちに完成させてもらいたい!」と作り上げた合同作品。

初日は自ら黒一色で原爆ドームを描き、2日目に子供たちに自分の想いやアートについて話したのち、たくさんの笑顔の中で自由に色をつけることで仕上げられている。

 


 

\作品制作について/

 

僕が最初にキャンバスに描いたのは
平和に対する思いや戦争の恐ろしさ
命の大切や感謝の気持ちを黒一色で表現した。
翌日、参加してくれた子どもたちに
作品の説明をしたうえで
僕は、色の指定はしないで作品をみて感じた色を
使って良いこと、好きな色を使って良いこと
とにかく楽しんで塗ったり描いたりして良いこと
自由に描いて表現して良いことを子どもたちに
お話しました。

 

それは、子どもたちの記憶に残ってほしいから
楽しかった!また、やりたい!来て良かった!と
描けば描く程、塗れば塗る程、子どもたちは
絵を描くことが楽しいと思えば思う程、記憶に
残るからです。

 

会場に来た人はきっと感じる人もいたと思います。

 

青空の下で、周りには川辺と木々が広がり
大自然の中で、子どもたちが1つのキャンバスに
集まり塗ったり描いたり、子どもたちが筆の貸し借りをしたり、
笑い声や楽しむ姿、喜ぶ姿、その風景を見ることができるのは
当たり前のようで当たり前じゃない。

 

世界で初めて、原爆が投下された広島。
70年も木々が生えてこないと言われた広島。
今はどうだろうか?木々も生え、街も綺麗になり
なに不自由もない生活ができている。
しかし、それが逆に怖い。

 

「人間は2度死ぬ」という言葉がある。
一度目の死はこの世から居なくなる死。
2度目の死は人間の記憶から消えていく死。

 

この言葉を言い換えれば
「戦争は2度起こる」という言葉になる。
戦争を経験した人がいたから戦争をやるもの
じゃないと訴える人がいた。

 

だが今現在は、戦争の恐ろしさや経験をした人
訴える人が少なくなってきている中で世界各国で
戦争や紛争が起こりたくさんの方が亡くなっている。
我々大人たちが、子どもたちの未来や夢を守り
その姿を見た子どもたちが大人になった時に
次の未来や夢がある子どもたちを守って欲しい。

 

その繰り返しが平和に繋がるのはではないか?
今回の作品をみていただき、子どもたちの自由な心色
そのものが表現してある。

 

ぜひ、実物の作品を見ていただき改めて
平和の大切や子どもたちの心色を肌で感じ
今日明日が迎えられることが当たり前じゃない
ということ。1日1日に感謝をして過ごして
欲しいと願う。

 

artist name/takuya miyamoto

 


経歴
2012年 広島文化学園短期大学保育科卒業
2012年 某保育園に勤務
2020年 絵画に影響され独学で絵を描き始める
10月に職場で画伯展を開催
職員保護者の方に高い評価を受ける
2023年 11年動めた職場を退職し、作家に転身
2023年 今後活躍が期待できるアーティスト部門で(一般社団法人 日本現代芸術推進協会)掲載
2023年 L gallery 展示
2023年 広島市内で個展開催
2023年 宮島で個展開催
2024年6月 フランスで発売されるアート雑誌に掲載
2025年 ルーヴル美術館展示決定
今現在、母校:広島山陽高校をイメージした作品を制作中

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