ローレンス・アイロス・フーター tokidoki・ときどき Unité

Unité

ローレンス・アイロス・フーター tokidoki・ときどき

2025.7.17 thu - 2025.7.19 sat

12:00〜17:00

7/19(土)15:00-
アーティストトーク

重層的に描かれたポートレート

ときには、特に目的もなくある場所を通り過ぎることがあります。けれども、意図を持ってそこを訪れると、物語が動き始めることもあります。
「tokidoki」は、広島の個性的な地区・基町を中心とした写真展です。偶然の出会いから始まったこのプロジェクトは、やがて建築への関心や、日常のささやかな瞬間、そして思いがけず美しい風景への好奇心へと広がっていきました。本展では、通りに面した印象的な光景、偶然の出会い、そして来場者と共に作り上げる参加型のさくひんという三つの層で構成された写真を通じて、物語を紡いでいきます。
「tokidoki」は、広島の「都市の中のもうひとつの都市」ともいえる基町に目を向け、その細部に宿る魅力に気づくきっかけとなることを目指しています。

Lorenz A.Huter ローレンス・アイロス・フーター

1998年オーストリア・キッツビュール生まれは、ドキュメンタリー写真を専門とする写真家。現在、広島市立大学に交換留学生として在籍し、人とその周囲の関係性に焦点を当てた作品を発表している。

2021年以降、ドイツのハノーファー応用科学芸術大学とベルギーのゲント王立アカデミーでビジュアル・ジャーナリズムとドキュメンタリー写真を学ぶ。ドイツ連邦政治を中心に報道写真の分野でも活躍。彼の写真はウォール・ストリート・ジャーナル、デア・シュピーゲル、ディ・ツァイトなどで紹介されている。

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