内側から触れる風景
2024.12.17 tue - 2024.12.29 sun
11:00-19:00(Last day -17:00)
月曜休廊
皆、彫刻の基礎として塑造を学び、粘土でカタチをつくる喜びを知った。そこに在るモチーフに触れ、魔法の力を得たように手の感覚で彫刻をつくる。
ただ、私たちは目の前に在る全てのものに触れることはできない。ましてや風景のように空間的広がりを持つ対象をカタチにしようとすれば、視覚が存在確認の手段となる。でも、彫刻家達は見ることから触る感覚を得ることもできる。
初めて粘土で彫刻を造った時のグニュッとした手触りとカタチが生まれる喜びは、ずっと手の中にある。
伊東敏光
メインビジュアル作品:「深秋」2011 伊東敏光
当展覧会は「エネルギア文化・スポーツ財団助成事業」です