アートギャラリーミヤウチ|ART GALLERY miyauchi
横目にみれば ギャラリートラックの鑑賞・記録をめぐる展覧会
2021.5.14 fri - 2021.6.20 sun
10:00 - 17:00(最終入館は16:30)
美術家の黒田大スケによるプロジェクト「ギャラリートラック」。トラックの荷台をギャラリーとして、これまで10人のアーティストが京都と広島で展示・走行してきました。展示記録は配信映像を中心に専用ウェブサイトでアーカイブされていますが、このたび当館にてギャラリートラックの取り組みやウェブサイトに掲載されていない展示作品の一部やドローイング、テキスト等を公開いたします。 作品を見に行くというよりは作品が街に出て行くというギャラリートラックの試みをどのように記録していくか、そしてアーカイブを「みる」という鑑賞体験についてギャラリーという場所から考えていきます。
参加アーティスト
飯川雄大、石黒健一、加藤翼、黒田大スケ、倉知朋之介、後藤靖香、西松秀祐、張小船 / Boat ZHANG、三原聡一郎、迎英里子
ギャラリートラックについて
「走行中のトラックの荷台がギャラリーて、変なことするんやなあ」とお思いの方もおられるかと思います。たしかに現代においては、美術館のように建物の中に展示された作品を観るのが一般的な鑑賞方法であり野外展示の場合でも少なくとも作品は特定の場所にとどまっているものです。しかし、今こそ思い出してください!トラックはそもそもギャラリーであり、芸術は移動するものなのです!!!!!ギャラリートラックとは最もラディカルで野蛮な展覧会の形式であり、コロナの影響で美術館が機能不全にある現在において、展覧会とは何か?作品を鑑賞することは何か?と観ることそのものを問う実験的なプロジェクトです。(黒田大スケ)
ギャラリートラックの鑑賞方法
・トラックの偶然の目撃
・ライブ配信やアーカイブ映像の視聴