
HACH (Hiroshima Arts&City Hive/広島芸術都市ハイヴ)とは、広島市立大学が文化庁の大学における文化芸術推進事業の助成を受けて、芸術と地域との繋ぎ手(メディエーター)を担う人材を養成するための組織です。
蜂が協業して一時的に巣を創りあげるように、私たちは空きスペースを見つけて場所づくりをして、芸術実践の可能性を広げていきたいと考えています。それを媒介する人たちをメディエーターと呼んでいます。 HACHのメディエーター養成の目標として、街中への芸術を使った公共介入(パブリック・インターベンション)を推進するための地域と芸術人材(作り手や支え手)との協業のあり方を社会実験していきます。
そのために、文化芸術の歴史を調査して再認するためのアーカイブ文化醸成と情報発信に貢献できるひと、街に介入するためのマネージメントやリスク管理に配慮しながら様々な場所で展示設営できるひとの育成プログラムを予定しています。
HACHは、横川エリアマネジメント連絡協議会との協力を得て、AIR Hiroshima Galleryや横川ベースといった横川で開かれた管理スペースを活用する取り組みを開始し、そこを拠点のひとつに他の地域との連携を構築しながらレクチャーやワークショップを開催します。