2022/12/4(日) 日本文化人類学会公開シンポジウム 原子力マシーンとちっちゃいこえ ー文化人類学者と詩人の対話ー
2022.11.24(木)
日本文化人類学会公開シンポジウム
原子力マシーンとちっちゃいこえ
ー文化人類学者と詩人の対話ー
※対面のみで開催 一般公開・予約不要・参加費無料
ホームページ
https://taihi.org/?symposium=symposium
日時|2022年12月4日 12時30分開場 13時開始 18時終了予定
場所|JMSアステールプラザ 中ホール
広島県広島市中区加古町4-17
趣旨|
日本文化人類学会では、広く人類学的な考え方を知ってもらうため、毎年、公開シンポジウムを開催しています。今回は、広島で原爆の問題を中心に考えます。被爆したのは人間だけではないし、広島と長崎だけでもありません。原爆をグローバルな「原子力マシーン」のなかで捉え直しながら、そこから漏れ出す人間や動物や植物たちの「ちっちゃいこえ」を聴きとり、それを表現することの意味について、詩人のアーサー・ビナード氏をゲストに迎え、詩的想像力と人類学的想像力の対話を通して探っていきます。
プログラム
第1部
13:00-13:05 挨拶 日本文化人類学会理事(伊藤 泰信)
13:05-13:30 研究報告 内山田康「フランスは偉大でポリネシアはちっぽけ」
13:30-14:20 絵本朗読
写真絵本『さがしています』より
作:アーサー・ビナード 写真:岡倉禎志 曲:高嶋 圭子
朗読:アーサー・ビナード ピアノ:樋口 佳祐
「おはようございます」 ヴァイオリン:高旗 健次
「焼けこげた鉄瓶」 チェロ:阿曽沼 裕司
「いらっしゃいませ」 ヴィオラ:重森 玄貴
絵本『ドームがたり』
作:アーサー・ビナード 画:スズキコージ 曲:坪北紗綾香 朗読:アーサー・ビナード チェロ:阿曽沼裕司 マリンバ:西村 安世 ピアノ:樋口 佳祐
14:20-15:15 対談 詩人アーサー・ビナードに聞く 聞き手:松嶋 健
15:15-15:25 休憩
第2部
15:25-16:30 研究報告
吉田真理子「海を耕す:瀬戸内海の再生、複数種の時間」
中村沙絵「からだのちっちゃいこえを聴いてきた水俣の臨床から」
箭内 匡「「植物人類学」とピカをめぐる経験」
16:30-16:55 被爆樹木楽器によるミニコンサート
曲:S. ラフマニノフ 三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」(1892)
ヴァイオリン:高旗 健次 チェロ:阿曽沼 裕司 ピアノ:樋口 佳祐
16:55-17:05 休憩
第3部
17:05-17:30 紙芝居 『ちっちゃいこえ』
作:アーサー・ビナード 絵:丸木俊/丸木 位里『原爆の図』より
曲:中村 暢之
紙芝居:アーサー・ビナード ヴァイオリン:高旗健次 ピアノ:樋口 佳祐
7:30-18:30時頃 ディスカッション(登壇者全員)
エンディング 挨拶 広島大学平和センター長(川野 徳幸)
総合司会 中空萌
主催 日本文化人類学会
共催 広島大学平和センター、広島文化人類学プロジェクト研究センター(TAIHI)
問合せ先:
中四国人類学談話会事務局 E-mail:
chushikoku604@gmail.com
本シンポジウムは、JSPS科研費JP22HP0005の助成を受けたものです。